ちょっとご褒美にフレンチをいただきたいわ!
でも、お金も時間もかかる高級すぎるフランス料理はちょっと…。
そんなときにおすすめの老舗フランス料理屋さんがあります。
フランス料理をカジュアルに楽しめる創業35年以上の老舗「シェ・モア」
アットホームな雰囲気の中で本格的なフランス料理を楽しめるお店です。
路地の地下にある隠れ家フランス料理屋さん
宮城県庁や青葉区役所近く、路地のビル地下1階にあるフランス風家庭料理「シェ・モア」さん。
仙台駅から地下鉄南北線乗って、勾当台公園駅から徒歩3分ほどの場所にあります。
平日のランチは1,100円(税込)、土日は1,650円(税込)でフランス料理を楽しめます。
ビルの階段から地下へと降りていきます。
入り口にある赤いひさしが目印。
板にランチ、ディナーメニューが書かれています。
ランチは、スープ、メイン、パン、デザート、ドリンク付きです。
さて、さっそくお店に入っていきましょう。
シェ・モアの意味は「私の家」
店主に「シェ・モア」の意味を伺ったところ「私の家」という意味だと教えてくれました。
その店名の通り、お家に訪れたようなアットホームな空間。
私が訪れた土曜日は、家族連れやカップル、女性のおひとりさまで満席になる繁盛ぶりでした。
最大の魅力は「私の家」のマダムの接客です。
小柄なマダムがほぼ1人で接客されているのですが、とても丁寧で気遣いのある接客で、隣り合わせた女性と「あたたかさを感じるお店ですね」という会話になりました。
その後、その女性とおすすめのお店の話などをして、一期一会の良い時間を過ごせました。
エスカルゴなど本格的なフランス料理がリーズナブル
単品で「エスカルゴのオーブン焼き」を注文することもできます。
2個で660円(税込)ですので、エスカルゴを食べてみたい方はぜひ!
単品メニューの「テリーヌ」は口コミで人気の1品のようです。
1番人気はミニヨンランチ
●ミニヨンランチ 1,650円(税込)
ミニヨンはフランス語で「かわいい」の意味。
スープ、メイン、パン、デザート、ドリンクのコースになります。
この日のスープ「菊芋のポタージュスープ」は、デンプンをほとんど含まない菊芋の特徴を活かしたあっさりのど越しの良いスープです。
あまり馴染みのない菊芋は、約60%が水溶性食物繊維の「イヌリン」で構成されており、このイヌリンが糖質の吸収をブロックしてくれる特徴をもっています。
ポタージュに添えられている「鶏のリエット」はカレー風味で濃厚ですので、淡白なポタージュと相性抜群です。
メインは「岩手県産おやま鶏の粒マスタードソース季節野菜添え」。
お皿は温めて出してくれますのでお料理が冷めづらいのもうれしいポイントです。
パリッと焼かれた地鶏の皮と、ふっくらとした身の部分が粒マスタードソースとよく合っていて実においしい!
芽キャベツなど季節のお野菜も甘みがあり新鮮さが伝わります。
パンはゴマの練り込まれたパンと、シンプルなバケットの2種類。
温かくてしっとりモチッとしてます。
店主から「メインに添えてあるポテトをパンに付けるとおいしいのよ」と教えていただき、さっそく一緒に食べてみました。
ポテトの甘さとほんの少しの塩っ気、焦げ部分の香ばしさがバケットとピッタリ!
締めはデミタスコーヒー!
デザートは「ココナッツのガトーとパンナコッタ」のプレート。
真っ白なお皿にクリームの流れるような添え方が美しい。
ココナッツのシャキシャキとした食感と香りが、小さいサイズながらダイナミックに伝わるケーキです。パンナコッタは、ぷるんとなめらか。
缶コーヒーの商品名でしか知らなかったデミタスコーヒー。
フランス語で「デミタス(demitasse)」とは、「demi=半分の」「tasse=コーヒーカップ」という意味です。
「シェ・モア」さんのデミタスコーヒーは、スッキリとした味わいで、苦くて飲めないということはありません。
デザートの甘さとよく合う濃さのコーヒーです。
おいしいフランス料理をいただき、ほんの少しビターなデミタスコーヒーでの締めは、お腹の満足感だけでなく心も満たされます。
ごちそうさまでした♪
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店舗情報
店名 | シェ・モア |
住所 | 仙台市青葉区上杉1丁目1-8-17 |
電話番号 | 022-267-1356 |
営業時間 | 11:30~14:30(L.O. 13:30) 18:00~20:00(L.O. 19:30) |
定休日 | 月曜日 |
Web | なし |
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